西山朋佳三段（24）14勝４敗の好成績ながら三段リーグ次点 同じ不運の経験者５人は後に全員棋士昇格（松本博文） - エキスパート - Yahoo!ニュース

既報の通り、３月７日、第66回（2019年度後期）三段リーグ最終戦がおこなわれました。その結果、14勝４敗の好成績をあげた服部慎一郎三段（20歳）が１位、谷合廣紀三段（26歳）が２位で四段昇段を決めました。 将棋界初の女性棋士誕生なるかと期待された西山朋佳三段（24）は同じ14勝４敗ながら、前期の成績を反映した順位の差で、惜しくも次点となりました。 さて、14勝４敗は普段であれば昇段してもまったくおかしくない星です。 14勝をあげるということは、四段の技量があることをはっきり示したものと言えるでしょう。 三段リーグが始まる前の旧規定では、各自成績の「いいところ取り」で昇段が決まりました。その昇段条件は以下の通りです。 ８勝１敗＝２回 ９連勝＝１回 12勝４敗＝２回（12勝４敗で昇段の一番を負けた後３連勝すれば昇段） 13勝４敗＝１回 14勝４敗（0.778）は旧規定の13勝４敗（勝率0.7

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期待、激励、希望、呪いでもある。第三者の予測が間違う訳でない。当人も勘違いしない。見てるだけの人たけが勘違いする。昨日までの結果が今日勝たせてくれる訳じゃない。昨日までの不断の努力が今日の結果を支える

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この対局後竜王戦6組予選で西山三段は消費時間10分ちょいで勝利。女流棋士が男性棋士を倒すのはそこまで珍しくない。難しいのは勝率七割超で勝ち続けるほう。/あと今の女流棋士は西山、里見が完全に抜けている。

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5人のうち伊藤真吾五段は年齢制限が迫っていたので25歳で次点2回のフリークラスでのプロ入り。14勝が2回、13勝が1回で2位以内に一度も入れなかったのが不運なのだそうな。

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14-4で上がれなかった人の中に、佐藤(天)九段に頭ハネされた豊島竜王名人(当時16)の名前があるのが、ちょっと感慨深い。/ 西山さん、頑張ってほしい。