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沖縄県民投票 忘れてはいけない「一人の少女」、そして分断を乗り越えるという姿勢(石戸諭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
2月24日に投開票がされた沖縄県名護市の辺野古新基地建設による、埋め立ての是非をめぐる県民投票。民意... 2月24日に投開票がされた沖縄県名護市の辺野古新基地建設による、埋め立ての是非をめぐる県民投票。民意が示したのは、圧倒的と言っていい反対だった。結果に法的拘束力はなく、投票の結果如何に関係なく国が建設を進めることは確実だ。忘れてはいけないのは、この問題の「そもそも」だ。 原点にある事件 辺野古問題の原点は1995年まで遡る。同年9月、沖縄の米海兵隊員ら3人が、当時12歳の女子小学生を集団暴行した事件だ。一人の少女が米兵に拉致され、暴行を受ける。この事件の衝撃は大きかった。 私は当時、事件を捜査した沖縄県警捜査一課の担当記者に話を聞き、ルポルタージュを書いたことがある。(講談社・現代ビジネス)。地元紙記者である彼が語っていたのは、ただの事件記者ではまず直面しない、あまりにセンシティブな捜査だった。ルポから引用しよう。 《捜査を担当する沖縄県警捜査一課の次席(メディア対応の責任者)から本当に異
2019/02/25 リンク