当事者同士で資源の取り合いをしなければならないとき - 発声練習

Togetter：田口さんとの議論 政治と科学にまとめられていた主に榎木さんと田口さんの議論がおもしろい。議論の中で展開されている科学者のジレンマはとても良く分かる。 大前提として、科学者は自分の研究しているテーマに関して多大なコストをかけて（場合によっては人生をかけて）取り組んでいる 現在、事業仕分けで問われているのは「科学研究が大切なのはわかる。しかし、将来性のない無駄な分野に予算が投入されているのではないか？」ということ 科学者が国民に直に科学予算の必要性を説明するとき、国民から投げ返されるのは「じゃあ、予算総額はこれぐらいとして、投入する分野を自分で決めてくれ！」というもの 科学者は自分で必要性を訴えたのだから、自分のテーマが無駄なテーマであると判定されたならば、研究を止めなければならない でも、人生をかけて取り組んでいるテーマなので研究は止めたくない 矛盾が生じて、科学者コミュニ

[neko-yashiki]

似たような状況ならいくらも経験した気がする。「女の敵は女」ということにして安心したい男が世の中にはたくさんいるし、そこで「女性差別ができる特別な女性」になりたがる女性もたくさんいる。

[REV]

登らせておいて、梯子を外していると登る人が減るような予感。「外す梯子を当事者で選べ」という議論もあるようだが。

[scicom]

拝読しました。わたくしもさらに考えさせられました。RT @next49: enodonさんとYh_Taguchiさんの議論に触発されてエントリーを書いた。

[kodaif]

"この辛辣な一手をはずすにはどうすれば良いのか？一つはこの一手を出させないようにすること。もう一つは、科学者が醜態をさらしたとしても「当事者だから当たり前だよね」と冷静に受け止めてもらうこと。"

[DocSeri]

それぞれが専門範囲の予算について門外漢に決めてもらう制度というのはいいかも。政治にかかる金の話は政治家以外が決める。