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灘中→灘高→東大理Ⅲ…超エリートコースを歩んだ男が“医師とピアニストの二刀流”を続ける理由 | 日刊SPA! | ページ 2
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灘中→灘高→東大理Ⅲ…超エリートコースを歩んだ男が“医師とピアニストの二刀流”を続ける理由 | 日刊SPA! | ページ 2
目の前にいる人に配慮し、その人とコミュニケーションを取ること。浅野氏はそこに注力して診療をし、ま... 目の前にいる人に配慮し、その人とコミュニケーションを取ること。浅野氏はそこに注力して診療をし、また演奏活動も行っている。音楽は浅野氏にとって、自らの演奏技術を誇るものではなく、コミュニケーションツールそのものだ。そういえば冒頭のリサイタルも、クラシックに詳しい人を楽しませる楽曲から誰もが身体を揺らしたくなるポピュラーミュージックまで、グラデーション豊富だった。 「せっかくリサイタルに来てもらっているのに、一曲も知らないという状況は双方にとってもつらいと思うんです。私はプログラムを決めるとき、来てくれた人が楽しめる曲、知らなかったけどいい曲だと思ってもらえる曲などを織り交ぜるようにしています。私自身、聴いたことのない曲もたくさんあるので、勉強のためにジャンルを問わず聴くようになりました。 大学生の頃、クラシック曲ばかりを演奏していた時期のことです。あるリサイタルで、最前列の人がずっと眠ってい