４ 油断 堺屋 太一 （1972） - 小説を 勝手にくくって ２０選！

油断！【電子書籍】[ 堺屋太一 ] 価格: 629 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 突然、中東からの石油輸入が断たれた。エネルギー源の多くを石油に頼り、その石油のほとんどを輸入に頼る日本への影響は計り知れない････ 現実の政府プロジェクトによる調査レポートの結果を踏まえて書かれた本作品は、日本のたどる道を生々しく描写してセンセーションを巻き起こした。現代も日本は石油のほぼ全量を輸入に頼っていて、その９割は中東の危険地域に依存している。欠乏の恐怖は依然として身近にある。 【感想】 初読は子供の頃だが、その前にテレビでも放映されたのを覚えている。「油断」という単語がドラマの題名になるのが不思議で観たのだが、その内容は予想外の衝撃的なものだった。 「油断」の由来は仏教の涅槃経にあり、その意味は「王が臣下に油を満たした鉢を持たせ、その油を一滴でもこぼしたら命を断つと命じた」とされている。その言

[isaoitsuyo]

堺屋太一氏の本は、私も愛読しております。　そして読むたびに、何かを考えさせられます。　そこがまた魅力です。

[miracchi]

思わず「懐かしい」と思ってしまいましたが、ちょっと考えると今も全く他人事ではないなと思いました。

[yumenoko]

油断大敵はそういう意味があったのですね。勉強になります。大黒天の人相ですが、鈴木善幸とか大平正芳にちょっと似ている…と思っていました＾＾でももっと似ている人がいたはずなんですけど…思い出せない💦