車内にナイフ所持巡り、男性無罪 新潟簡裁「正当性ある」 ｜ 共同通信

Published 2023/03/01 16:50 (JST) Updated 2023/03/01 17:07 (JST) 車内のコンソールボックスに約6.2センチの十徳ナイフを置いていたとして、軽犯罪法違反罪に問われていた男性の差し戻し審で、新潟簡裁は1日までに、無罪の判決（求刑科料9千円）を言い渡した。判決は2月28日。検察側は「正当な理由なく隠し持っていた」と主張していたが、金子益之裁判官は判決理由で「災害や防災用であった」と認定、「社会通念上、相当と認められ、正当な理由がある」とした。 護身用に所持していたとの捜査段階の趣旨の供述については、警察官に誘導された可能性があると指摘。「5年以上車内に放置しており、他者からの危害に対抗する手段として効果を発揮しない」と判断し、退けた。

[Nean]

“「社会通念上、相当と認められ、正当な理由がある」とした。”