作家の孤独｜深緑野分

今回はちょっと、作家（というか私の）のめんどくさい性分が丸出しになってる。 先日、ツイッターでこんなことを呟いた。 小説家あるあるなのかもしれないけど、刊行する前の原稿書いている段階って、自分の中ではどんどん世界が広がって行くのにそれを誰とも共有できなくて没入すればするほど現実に戻ってくると、孤独になる。なるよね。 — 深緑野分 (@fukamidori6) April 27, 2019 そうしたら小説家業の方々からリアクションを頂いたので、やはりあるあるらしいのだと思った。小説家に限らず漫画家やイラストレーター、その他、あまり人と会わない自営業の人は似たような孤独を感じてるのかもしれない。 「作家は孤独な方がいい」とよく言われる。良いか悪いかはともかくとして、実際、仕事中はひとりきりで創作している世界と向き合うから、孤独にならざるを得ない。 誰だって孤独だと思うんだけど、人に相談しにくい

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S・キングのエッセイであった、没入して自分のために書く「ドア閉じ」モードと、未完成でもある程度書けたら周囲の人に積極的に読ませて修正する「ドア開き」モードを意識して切り分けるという話を思い出したり。