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プロローグ|このナブラはふとかぞ!まるで滝のようなスコールが途切れ始めた。船は雨域から脱出しよう... プロローグ|このナブラはふとかぞ!まるで滝のようなスコールが途切れ始めた。船は雨域から脱出しようとしている。視界は依然閉ざされたまま。時刻は16時を回ろうとしていた。 魚群探知機、スキャニングソナー、潮流計、プロッター・・・ぎっしりと電子機器が並んだブリッジの中で、漁労長、通信局長を中心に数人のスタッフがひとつのレーダーモニターに眼を凝らしていた。 ブラウン管には南東に進路をとる船首の真正面に、厚い雨雲を通して30羽から40羽のカツオドリの一群が捉えられている。 「ヨーソロ4.8マイル」 スコール圏の端、ちぎれ雲のように見えるひとつの輝点を確認する声がする。もう間違いない。 「あと15分、このナブラはふとかぞ!」 マイクを通じて漁労長が船の隅々に届く。ブリッジのスピーカーから持ち場持ち場の「準備よし」という海の男たちの声が間髪入れず跳ね返ってきた。 豪快なカツオの一本釣り、海の遭遇戦が始ま
2024/06/06 リンク