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ヘーゲル『法の哲学』試論—「序文」篇|Sakiya ARAKAWA
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ヘーゲル『法の哲学』試論—「序文」篇|Sakiya ARAKAWA
はじめに 本稿では,G・W・F・ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel, 1770–1831)の主著の一つであ... はじめに 本稿では,G・W・F・ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel, 1770–1831)の主著の一つである『法の哲学』(Philosophie des Rechts, 1820)の読解を試みる*1. まず最初に,訳者の一人である佐藤康邦(1944–2018)の言葉を紹介しておきたい. 当たり前のことながら,翻訳するということになれば,『法の哲学』から自分に興味のある箇所を引き出して論文を書けば良いというのとは違い,ヘーゲルの書いたテキスト全部に付き合わなければならないということになる.それが,すでに,『法の哲学』に対する接近法として独特のことともなる.たとえば,普段敬遠して余り省みなかった「抽象法」の部分の翻訳にも付き合わされるということになる(特にローマ法の部分など並大抵の苦労ではない).しかしその結果,改めて,『法の哲学』全体を通じてのヘーゲルの一貫