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サルトル『嘔吐』 主人公ロカンタンの、つまり「なんもしない冒険」|越水玲衣
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サルトル『嘔吐』 主人公ロカンタンの、つまり「なんもしない冒険」|越水玲衣
数年前に大学に編入した時、いきがって「実存主義とは何か?じゃあサルトルだ!」と思い、一度だけ図書... 数年前に大学に編入した時、いきがって「実存主義とは何か?じゃあサルトルだ!」と思い、一度だけ図書館で手に取って読んでみたことがある。勢いだけで読み始めてみたが、ダメだった。読み続けられなかった。 なにせひどく退屈だったからだ。 アントワーヌ・ロカンタン 30歳独身 職業:ニート(ただのニートじゃなく、金利で生活できている高等遊民) 過去:若い頃に海外を旅してまわったので、自分は人並以上の経験をしてきたと密かに自負している。しかしそれをあえて自慢するようなガツガツしたタイプではない。ひそかな「優越感」を抱いている。 恋人:以前「アニー」という、完璧主義的でちょっと面倒くさいタイプの女と付き合っていて、それを時々思い出している。 住まい:フランスのブーヴィル(ここ3年ほど) 日常:この地にゆかりのあった「ロルボン侯爵」という18世紀に生きた冒険多き歴史上の人物に興味があり、その研究書を執筆する