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芥川龍之介とは|人間のエゴを描き「答えのない難題」を書いた作家|ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)
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芥川龍之介とは|人間のエゴを描き「答えのない難題」を書いた作家|ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)
芥川龍之介の作品は、たぶん日本国民の80%くらいが読んだはずだ。「羅生門」は高校の教科書の常連ですよ... 芥川龍之介の作品は、たぶん日本国民の80%くらいが読んだはずだ。「羅生門」は高校の教科書の常連ですよね。福田雄一監督の作品における佐藤二朗くらい毎年出てくる。 男が死人の髪を売ろうとする婆さんを見つけ、服を剥ぎ取り逃げていくシーンに衝撃を受けた人も多かろう。「イカれた婆さんだ。服をパクられても仕方ないだろ」と感じた方もいると思う。しかし一方で「ちょ、婆さんかわいそうじゃね? お腹減ってんだから仕方ないよ」と思った人も多かろう。 芥川龍之介(特に初期)という人は、こうした「エゴイズム」をはじめ人間の汚い部分を書いてきた人だ。そして作品を通して、世の中に「議論」を巻き起こす天才だと思う。 私自身「羅生門」の授業ではクラスで班ごとに「ばあさんと男はどっちが正義か」という話をしたのを覚えている。 「先生、泥棒はしてはいけないと思います!だから ろうば が悪いです」と背筋を伸ばす女子もいれば、「でも