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太田愛、『ウルトラマンダイナ』から『相棒』、そして『天上の葦』へと貫かれるもの|町山智浩
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太田愛、『ウルトラマンダイナ』から『相棒』、そして『天上の葦』へと貫かれるもの|町山智浩
太田愛が脚本家としてのキャリアを、円谷プロのウルトラマン・シリーズから始めたのは重要だと思う。 筆... 太田愛が脚本家としてのキャリアを、円谷プロのウルトラマン・シリーズから始めたのは重要だと思う。 筆者が脚本家、太田愛に注目したのは、『ウルトラマンダイナ』の「少年宇宙人」からだ。 10歳の男の子さとるが、ある日、突然、自分たち親子はラセスタ星人なのだと告げられる。危機に瀕したラセスタ星から脱出した人々は宇宙全体に散らばり、難民として各惑星に住み着いた。 「少年宇宙人」は、スーパーマンことクラーク・ケントの出自、および、その元になったユダヤ人のディアスポラをヒントにしたと思われるが、自分にとって、さとるは他人に思えなかった。自分は、日本人の母と韓国人の父の間に生まれた子どもだったからだ。 自分にもさとるのように、自分が他の子とは違うのだと自覚させられる瞬間があった。その時の、胸に突き刺さるような疎外感、孤独感が蘇ってきた。 しかし、「少年宇宙人」で涙があふれたのは、その後の展開だ。 さとるは