聖火を手に、歩きながら駆け抜けて（もうあかんわ日記）｜岸田奈美｜NamiKishida

毎日だいたい21時更新の「もうあかんわ日記」です。もうあかんことばかり書いていくので、笑ってくれるだけで嬉しいです。日記は無料で読めて、キナリ★マガジン購読者の人は、おまけが読めます。書くことになった経緯はこちらで。 朝、８時半に飛び起きた。 いつも飛んで起きるなどということはせず、うだうだと一時間ほど芋虫になり、インターネットの海をクロールで慣らしてからようやく起きあがるけど、今日は特別だった。 母がオリンピック聖火ランナーとして、大阪を走るのだ。車いすを押すので、弟も。あとにも先にも、たぶんないであろう、お宝イベントである。 心配なのは、お天気だ。 右手にトーチ、左手に傘、後ろを押す弟がべショベショになりながら走るのは、素人には情報量が多すぎて、末代まで謎記録映像が残ってしまう。 なんか「しとしと」と水の音がした気がしたから飛び起きた。ばあちゃんが閉め忘れた台所の水道の音だった。よかっ

[neofreudian]

もしかしたら…強欲スポンサー様様オリンピックの聖火ランナーがカッコ悪いと思っていたのでは…と思った。写真でも（姉ちゃんと母ちゃんはよろこんでるけど）俺はイヤだオーラが滲み出てる