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<ソチを逃しても、飛び続ける理由> 船木和喜×岡部孝信 「大飛行を、もう一度」(阿部珠樹)
地元開催の五輪で、日の丸を背負って飛んだ。 最高の結果を残し脚光を浴びてから、16年目の冬。 日本ジ... 地元開催の五輪で、日の丸を背負って飛んだ。 最高の結果を残し脚光を浴びてから、16年目の冬。 日本ジャンプ陣が苦戦を強いられる中、今なお 現役の2人のベテランは、なぜ飛び続けるのか。 1998年の長野オリンピックで、日本のジャンプ陣は4つのメダルを獲得した。個人ノーマルヒルで船木和喜が銀、ラージヒルでは船木が金、原田雅彦が銅、団体では先のふたりに斉藤浩哉、岡部孝信が加わったメンバーが金。準パーフェクトとも呼べるような成績で世界の頂点を極めた。 団体のメンバー4人のうち、原田と斉藤は現役を退き、指導者の道を歩んでいるが、船木と岡部はいまもなお現役で飛びつづけている。岡部は10月には44歳、船木も4月には39歳になる。競技会に出ると、息子のようなティーンの選手たちと並んで順番を待つことも少なくない。 かつて頂点を極めたふたりだが、その後の競技生活はかならずしも順調とはいえなかった。さまざまな紆
2014/02/18 リンク