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松本山雅の「3番」を受け継いだ男。田中隼磨、松田直樹の魂とともに。(二宮寿朗)
松田直樹から引き継いだ3番を背負い、松本の地で走り続ける田中隼磨。盟友は、彼の新たな地での活躍をど... 松田直樹から引き継いだ3番を背負い、松本の地で走り続ける田中隼磨。盟友は、彼の新たな地での活躍をどう見ているのだろうか。 「緑」は壮観な山々を、「白」はアルプスを覆う雪や混じりけのない自然をイメージさせる。重厚感ある松本山雅のユニホームに、背番号3は実によく映える。 「山雅の3番」は2011年8月、急性心筋梗塞で他界した元日本代表、松田直樹がつけていたことで知られる。クラブにとって特別な番号であることは言うまでもない。欠番にこそしなかったが、一昨年、昨年とずっと「空き」になっていた。 2014年3月2日、J2開幕戦。 乗り込んだアウェー、味の素スタジアムのピッチに「山雅の3番」がいた。センターバックではなく、右ウイングバックに。 ポジションの違いもさることながら、威圧するオーラや圧倒的な存在感という意味でも松田とは異なる。だが、不思議と違和感はなかった。背番号3が思いのほかしっくり来ていた
2014/11/01 リンク