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選手・野村克也の偉大過ぎる記録。出場数2位の打てる捕手&走塁上手。(広尾晃)
南海ホークスの本拠地、大阪球場は大阪、ミナミの繁華街のど真ん中にあった。ゲートを入ってすぐの駐車... 南海ホークスの本拠地、大阪球場は大阪、ミナミの繁華街のど真ん中にあった。ゲートを入ってすぐの駐車場にモスグリーンのリンカーンコンチネンタルが止まっていると「ノムさん、いてるな」と思ったものだ。 私のような昭和世代にとって、野村克也は南海の大選手だった。ここでは「選手・野村克也」の「数字」に焦点を絞って、野村克也を評価したい。 3017試合出場、驚異的な持久力。 野球のポジションで、最も運動量が多く消耗が激しいのは言うまでもなく投手だ。投げるイニングが短い救援投手であっても、出場試合数は1000試合が精いっぱいだ。 野手では、捕手が最も激しい職だ。そもそも1回から9回まで投手の球を受けて返球するのだから。それに加えて打球の処理もするし、野手に守備位置の指示もする。二塁に送球して盗塁を阻止するのも捕手の役割だ。 一方で処理する打球数で言えば、外野手が最も少ない。出場試合数は外野手、内野手、捕手
2020/02/15 リンク