『Kanon』『Air』『CLANNAD』から、次の十年を展望してみよう - シロクマの屑籠

ゼロ年代もあと少し。十年間の変化を振り返りたくなるとともに、次の十年がどうなっていくのかを考えたい時期でもあると思う。人間関係の世界でも、趣味の世界でも、実存の領域でも。 この記事では、ビジュアルノベルのなかでも人気があり、同一制作陣によってつくられた３つの作品(『Kanon』→『Air』→『Clannad』)を振り返りつつ、次の十年について展望してみたいと思う。 セカイ系としての『Kanon』 ゼロ年代、特にその前半のオタク界隈において無視できない作風としてセカイ系が挙げられるが、『Kanon』は、その代表的な作品のひとつと考えて差し支え無いだろう。『Kanon』が描き出しているのは、「個々のヒロインの命運の鍵を主人公が握っている世界の、きみとぼく」であり、逆に言えば「ぼくが手を差し伸べない限りはヒロインの命運は絶えてしまうという思いあがった心象風景」がまかり通る世界でもある。 『Kan

[p_shirokuma]

気づくのに五年もかかってしまった。/一人称二人称三人称の世界。↑確かに幸村先生は直接は斡旋はしてないが…

[he-na-he-na]

とりあえず、どのジャンルの次の十年なのかはっきり書いて欲しい

[sirobu]

「家族ばっかり書いてる」って批判を受けて友情を描いたリトバスには触れられない不思議。あと同一製作陣って言うけどKanonの企画は久弥だからここに並べると違和感が。

[REV]

そういえば、リトバスの次回作に入っているんだよね。

[coherent_sheaf]

"「父性」と「母性」がバランスの良い拮抗を呈すること"

[holypp]

　セカイ系の定義でせつな的なものを探していた　～セカイ系というのは可哀相なヒロイン達を映し鏡にして「僕が女の子を救ってあげる万能感」「僕がセカイの命運を握っているような全能感」を充たすという～

[nuryouguda]

庵野秀明がエヴァを作る前に「美少女ではいけないよ！これからは父性の時代だよ！ゲンドウだよ！」と叫んで、アレ

[lisagasu]

この話がもしも有効だとしても、救済されるのは息子だけです。先生は相変わらず父と娘の関係や父が娘にもたらす暗黒については絶対に触れようとしませんね。

[makura_a]

秋生と 芳野祐介は父親じゃなくて兄貴のような役割だと思ってたけど。（リトバスの恭介のような） うーん。 幸村先生って就職斡旋してたっけ？

[genesis]

「父性」→〔英〕paternal→〔ラテン〕pater→「国父」を連想。