十年越しの「データベース消費」と私 - シロクマの屑籠

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る いつかまとめようと思ったけれども、今朝は早起きしたので書く。 昔、哲学者の東浩紀さんは美少女キャラクター消費とか、そういうオタク界隈についての考察を幾つも書いてらっしゃって、私は好んで読んでいた。『CLANNADは人生』とか仰っていた頃の東さんの文章にシビれたものだ。 そのなかでも好きな本は『動物化するポストモダン』だ。そこに記載されている、「キャラクターのデータベース消費」の説明が、当時のキャラ萌え、特にゲーム*1に登場する美少女キャラクター萌えや、同人誌の消費形態にフィットしていると感じた。 「キャラクターのデータベース消費」についてものすごく大雑把な説明

[cider_kondo]

映像の情報量が増えてその受容処理に脳内リソースを奪われてるだけ、だと思うなあ。見終わった後も結構脳を使うよ、今は

[REV]

脳が劣化する問題と、（更新を怠って）脳内データベースが劣化する問題、あといくつかありそうな

[DustOfHuman]

「脳内補完が下手になった」って感覚、分かる…と思ったけど昔から下手だわ。二次創作のイメージが溢れまくってるから脳内補完できてる錯覚覚えてただけで。オリジナルの脳内補完ができる人ってどれだけいるんだろう

[noborinnn]

学園生活も遠くなり自分の家庭を持った日常と今のトレンドである日常系との乖離、さらには性欲の減退でなにも補完する余地もなくなってきた。ここは古典に帰るしかない。本を読まないライターの代わりになるためにも

[hobohate]

加速する何か。

[btei]

他人の妄想の過剰摂取

[sumida]

まどマギのように完成度が高い割りにファンが二次創作意欲を催しやすい作品もあれば、その逆の作品もある。あるけどやっぱり作品に対する妄想力は私も減衰してる感じ。