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【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】x86 CPUの弱点が浮き彫りになったNehalemマイクロアーキテクチャ
●Nehalemで拡張されなかった要素がx86 CPUの重荷部分 Intelの次期CPU「Nehalem(ネハーレン)」は、極めて... ●Nehalemで拡張されなかった要素がx86 CPUの重荷部分 Intelの次期CPU「Nehalem(ネハーレン)」は、極めて強力なマイクロアーキテクチャだが、同時にx86 CPUの抱える弱点も浮き彫りにしている。複雑なx86命令の実行にともなう問題の多くは、解決されないまま残されたからだ。現在のCPUにとって最も重要な電力効率の向上を目指すと、x86命令の複雑性を解決することが難しいからだという。Nehalemは、それ以外の、より効率的にパフォーマンスをアップできる部分にフォーカスしているように見える。 Nehalemではパフォーマンスが上がっても、それ以上にコスト(トランジスタ&電力)が上がるフィーチャは実装しなかったとIntelは説明している。「Nehalemでは、1%電力消費がアップするなら、少なくとも1%のパフォーマンスアップが得られることが原則だ。パフォーマンスが増すものの
2008/05/08 リンク