保守としてのリベラル（解放）とは何か～弱者男性問題から考える共同体～ - メロンダウト

突然だが人格には四面性がある。集団的、公共的、個人的、私人的の４つである。これら４つの側面、その均衡によって人格は成り立つと、西部邁氏は書き残している。 集団的かつ公共的な側面において人はペルソナ（仮面）を被る必要があり、その一方で私的で個人的な欲望を持ち合わせてもいる。その均衡を持ってして社会的人格は成立する。昨今のネット論壇などを見ているに「社会的人格」などと書くとそれだけでマサカリが飛んできそうではあるけれど、昨今話題の弱者男性論もこの社会的人格が崩れていることに端を発しているのではないだろうか。そのように思えてきたのだ。 僕達の社会から共同体が失われて久しいが、それと同時に集団への帰属意識も失われた。さらにグローバリズムにより国家への帰属意識も失われた。概念としての共同体や国家が消えた世界では集団的かつ公共的なレベルでの人格を形成することは難しくなった。集団性と公共性が喪失した結果

[exaray]

古代ギリシャ以来の人類の難題。「共同体感覚」が、古代哲学者が「快・不快」でなく「理性」による「善」を求めた理由の一つかと。哲学的思考が軽視されてる現代社会は「快・不快」で判断する動物園化してしまった。

[grdgs]

「女をあてがえ」は弱者男性全体でなく、国に請求でもなく、一部の暴走集団の「女は男に従属しろ」との本音が目立っているだけでしょ。だから常識的な弱者男性はそんな主張はしていない。