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女子高生監禁陵辱殺人「野獣に人権はない」 日本人よ、もっと怒りましょう
「よし、実名でいく」 腕を組み、目を閉じ、顔を天井に向けたまま、編集長の花田紀凱さんはじっと考えて... 「よし、実名でいく」 腕を組み、目を閉じ、顔を天井に向けたまま、編集長の花田紀凱さんはじっと考えていた。机の上には、一本の特集記事の最終ゲラが広げられている。 1989年4月11日火曜日の夜7時。翌々日発売号の校了は、この記事だけを残して、すべて終わっていた。記事の執筆を担当した勝谷誠彦君がやって来て、 「やめましょうよ。実名なんか出したら大変なことになる。絶対やめたほうがいいですよ」 と話しかけるが、花田さんは一顧だにしない。文藝春秋を退社後、コラムニストやテレビのコメンテーターとして活躍し、2018年に57歳の若さで亡くなる勝谷君は、当時まだ20代の編集部員だった。 犯罪史上に類を見ない、身勝手で残虐な事件を起こした少年たちの実名を出すか、イニシャルに留とどめるか、花田さんは締め切りギリギリまで決めかねていた。記事の担当デスクだった私は、黙って判断を待っていた。およそ15分が過ぎただろ
2021/04/16 リンク