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社員が感動しない商品で、お客が感動するはずがない…ソニーをワクワク企業に再生させた社長のひと言 「社員の煮えたぎる情熱のマグマを解き放つ」 (4ページ目)
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社員が感動しない商品で、お客が感動するはずがない…ソニーをワクワク企業に再生させた社長のひと言 「社員の煮えたぎる情熱のマグマを解き放つ」 (4ページ目)
aibo復活後、同チームが取り組んだのはEV(電気自動車)の試作車開発だった。「人に寄り添う」という「... aibo復活後、同チームが取り組んだのはEV(電気自動車)の試作車開発だった。「人に寄り添う」という「共感」を追求する点、ハードではなくソフトがコア技術になる点が、aiboと通底していた。わずか2年で彼らは実走行が可能なレベルの試作車を開発した。 そして2022年、ソニーグループはEV事業への本格参入に動き出し、ホンダとの提携を発表。すでに自動車大手に新興企業を加え、世界的な激戦になっているビジネス領域だが、aiboチームも率いた常務は、ソニーは「EVではなくモビリティ」をやろうとしており、それは「ソフトウエア・デファインド・カー(ソフトが定義する車)」である、と明言している。 ソニーの「野性」が今後もいかに発揮されるのか、これからも目が離せない。