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『声と文字の人類学』が発売。「書かれたもの」への信頼を揺るがす新しい文明論!
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『声と文字の人類学』が発売。「書かれたもの」への信頼を揺るがす新しい文明論!「声より先に文字があ... 『声と文字の人類学』が発売。「書かれたもの」への信頼を揺るがす新しい文明論!「声より先に文字がある」「文字記録が信頼されない」など、文字の歴史は意外な事例に満ちている。古代ギリシアから中世英国、現代バリまで、知的冒険に満ちた読み物。 NHKブックス『声と文字の人類学』がNHK出版から3月25日に発売されました。著者は構造主義をはじめとする文化人類学理論の研究などを専門とする出口顯さん。声に出して話し、文字を読むという日常的な営みについて、人文学の領域を横断しながら論じます。 人類の長い歴史の中で、文字の存在はどんな意味を持ったのでしょうか? 「そこから文明が生まれた」 「音声を残せるようになった」 このような従来の西洋中心主義的な常識を脱し、本書では、古今東西の文字使用が意外な事例に満ちていることを示します。人類史が見落としてきた「声」と「文字」の歴史は、読み書き能力への信仰を揺るがす深い