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独習Python入門 第5章で挫折した人への解説 -可変長引数とは?-
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独習Python入門 第5章で挫折した人への解説 -可変長引数とは?-
▪️はじめに 湯本堅隆氏の「独習Python入門」(技術評論社,2016年 第一版)は、プログラミングに触れたこと... ▪️はじめに 湯本堅隆氏の「独習Python入門」(技術評論社,2016年 第一版)は、プログラミングに触れたことのない全くの初心者が独学で学ぶことを想定して書かれた本で、内容・分量ともに入門者には最適な一冊だと思います。 しかしながら著者にとって人生初めての執筆ということもあり、説明不足や記載の間違いなど、いくつか残念な箇所が見受けられます。その中でも特に第5章後半の内容は初学者にとっては難解であり、私自身が挫折しかけたのもこの分野でした。 同じように苦しんでいる初学者のために、私の経験を踏まえて解説を書くことにしました。 ▪️位置引数とキーワード引数 第4章では関数の作り方が述べられていますが、この中では「位置引数(positional arguments)」しか紹介されていません。後述する「キーワード引数(keyword arguments)」との違いを、P.110に出てくるpow関