研究室インフラを支える技術？ その１ ～管理用サーバー編～ - Qiita

背景 修論発表も終わり一息ついた3月上旬．晴れて（？）博士課程一年生となる僕とIくんは研究室サーバーシステムの管理を任される．実験用サーバーは年度と共に新しいOSが導入されていたが，それらのサーバーにファイル共有システム (NFS)とユーザー情報共有システム (NIS)を提供する管理用サーバーは，10年前にリリースされたUbuntuで構築されていた．管理用サーバーは辛うじて動いているものの，数値計算で使うソフトウェアの新しいバージョンに対応できなかったり，休み明けに起動するたびに原因不明のエラーを吐いたりと，様々な問題を起こして過去の管理者を困らせてきた．そこで僕とIくんの管理者二人は，ボスである先生の「システム新しくしたら？」という呟きもあり，研究室サーバーシステムの新規構築に取り組むのであった． サーバーシステムに対する要件 研究室では，手元のパソコンで行うには重たくて時間のかかる数値

[rAdio]

「本業以外の分野なのに、本業スタッフから人員を割いて担当するITインフラ業務」というのは、情報が多岐詳細であればあるほど報われそうな可能性が低過ぎて胃にくるものがあるな…。