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サエキけんぞうの『マダム・フローレンス!』評:悲劇と喜劇にまみれた史実の映画化
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サエキけんぞうの『マダム・フローレンス!』評:悲劇と喜劇にまみれた史実の映画化
事実についてまず考えよう。本当に起こったらしいことについて映画がどういう解釈をするか? そこが問題... 事実についてまず考えよう。本当に起こったらしいことについて映画がどういう解釈をするか? そこが問題だ。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』を語る前に、その主人公であるフローレンス・フォスター・ジェンキンスのことを知ることが面白い。 フローレンスは“史上最悪のオペラ歌手”と呼ばれる。音程とリズム感が全くなく、一音たりとも持続的に発声できない。しかし、彼女はその破天荒な歌で大変な人気を博した。彼女の1944年のニューヨークの最高峰カーネギーホール公演は、今も同館のアーカイブで一番人気だ。そのチケットは即完売し、ホールの外には入りきらない客が列をなしたという。彼女を絶賛したのはあのコール・ポーターなどの音楽家。オペラ史上トップ歌手エンリコ・カルーソーは、彼女を「称賛と尊敬されるべき歌手」と評している。この映画の最後に、本物のフローレンスの歌を聴くことができるが、それはまさに赤塚不二夫的な世界観