菊地成孔の『シェイプ・オヴ・ウォーター』評：ヴァリネラビリティを反転し、萌えを普遍的な愛に昇華した、見事なまでの「オタクのレコンキスタ」は、本当にそれでいいのか？

菊地成孔の『シェイプ・オヴ・ウォーター』評：ヴァリネラビリティを反転し、萌えを普遍的な愛に昇華した、見事なまでの「オタクのレコンキスタ」は、本当にそれでいいのか？ オタクに市民権を！（いつの叫びだ） 特に監督と音楽が際立って素晴らしい本作は、ゴールデングローブ（以下GGA）と米国アカデミー（以下AA）の双方に於いて綺麗なまでに監督賞と作曲賞を受賞しているが（両賞が映画における最高権威とは全く思わないが（菊地成孔の『スリー・ビルボード』評：脱ハリウッドとしての劇作。という系譜の最新作 「関係国の人間が描く合衆国」というスタイルは定着するか？）、北米における映画産業内政治、並びに、それでも動かすことができない、政治力を超えた力のあり方を明確に示す、という点に於いて、合衆国観察という点で重要な２トップであることは間違いない）、アレクサンドル・デスプラ（56歳）が、現代の超ミッシェル・ルグラン（8

[FutureIsWhatWeAre]

反骨精神は結構だがここまでいくと逆張り芸人化だよな。何と戦っているのか

[AKIYOSHI]

筆者はむしろ、「なんのオタクでもない奴」「全体的に薄い奴」が、くだらない、つまらない人物として被差別者になる時代が、もうそこまで来ていると判断する

[t0mori]

町山シンパの私ですが、この菊地さんの評はかなり腑に落ちる。前半の周辺反応への感慨はともかく、後半の作品そのものに触れた部分は、まさに観賞後に抱えたもやもやそのもの。

[bokmal]

こういう言説に“オタクとして”反発するタイプ、「あーオタクてそういうとこあるw」と無責任に言い放たない、忠誠心や帰属意識が強いタイプに対する苛立ちはわからなくもないが、評と言うには煽りに終始している感

[tdaidouji]

どっかの映画雑誌の編集長がアニメを憎悪する理屈がよくわからんかったが、なるほどアニメ嫌いってこんな感じでアニメという概念を使いこなすんだなー、的な感慨を抱く

[prdxa]

この人いっつも映画の外側ばっかり語りすぎるんだよ。オタクに市民権を！なんて話誰がしてんだ勝手に仮想敵作ってんじゃねえよ 。そんで自分が文章うまいと思ってるんだろうけどクソ下手。

[samurai_kung_fu]

今の時勢を考えれば、主人公（側）はアメリカにおける民族的・セクシャリティ的なマイノリティの投影だし、設定を冷戦時代にしたのは今がアホらしいくらい冷戦時代的だからでしょう。

[atoh]

「「なんのオタクでもない奴」「全体的に薄い奴」が、くだらない、つまらない人物として被差別者になる時代が、もうそこまで来ていると判断する。」そういう人は大抵“でもしかオタク”になっていると見てる。

[kowyoshi]

お、おぅ…