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【ネタバレあり】『パラサイト 半地下の家族』が描く韓国社会の構図 “善悪”で動かない物語の特殊性
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【ネタバレあり】『パラサイト 半地下の家族』が描く韓国社会の構図 “善悪”で動かない物語の特殊性
ここからがネタバレを含むのだが、パク一家の豪邸には、パク一家が入居する前から働いていた家政婦(イ... ここからがネタバレを含むのだが、パク一家の豪邸には、パク一家が入居する前から働いていた家政婦(イ・ジョンウン)と、地下にはその夫(パク・ミョンフン)、つまり第三の家族が息をひそめていた。キム一家はこの第三の家族たちと争うことになる。 物語には、さまざまな描き方がある。あるひとつの倫理観に従って描く物語ならば、悪意を持ったものは善意の人に成敗されたり自滅し、観たものは、最後にはすっきりした気持ちになることができるだろう。また、悪役にも、その人なりの一本の筋とでもいうものがあって、社会の規範には背いてはいても、彼だけの筋に従ってストーリーが展開され、それが共感される物語などもある。『ジョーカー』などがそのタイプの作品だろう。 『パラサイト』はそのどちらでもない。善悪やその人なりの筋が物語を動かす動力ではなく、現実にある社会の構図が物語を動かしているのではないか。 この密室劇の中で言えば、誰も悪