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鉄道総研、新しい弾直軌道「S型」開発…道床スリム化などでコスト低減 | レスポンス(Response.jp)
鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は8月21日、新しいタイプの弾性枕木直結軌道(弾直軌道)を開発したと発... 鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は8月21日、新しいタイプの弾性枕木直結軌道(弾直軌道)を開発したと発表した。敷設コストの低減や工期短縮を目指す。 弾直軌道は、ゴムなどの弾性材を介して枕木とコンクリート製の道床を固定する軌道。列車走行時の音や振動を低減できることから、主に都市部の高架橋などで使われている。 鉄道総研が今回開発した弾直軌道は「S型」と呼ばれるもの。枕木側面の突起(せん断キー)で横荷重を支える構造を採用した。これによりコンクリート道床が従来の弾直軌道よりスリムになり、材料費を低減できる。また、型枠を枕木端部とせん断キーに当てるだけで道床の正確な形状を得られるようにするなどし、作業の簡略化も図れるようにした。 鉄道総研によると、1998年に開発された従来タイプの「D型」に比べ作業量が減ることから、軌道工事の工期を40%以上短縮できる。材料費の減少で軌道全体の敷設コストも20%低減で
2017/08/22 リンク