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【キャデラック XT5クロスオーバー 試乗】昔ながらのアメ車の「間合い」が今も味わえる…島崎七生人 | レスポンス(Response.jp)
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【キャデラック XT5クロスオーバー 試乗】昔ながらのアメ車の「間合い」が今も味わえる…島崎七生人 | レスポンス(Response.jp)
レポーターが初めて運転したキャデラックは当時、FF方式を初採用したセダンの『フリートウッド・エレガ... レポーターが初めて運転したキャデラックは当時、FF方式を初採用したセダンの『フリートウッド・エレガンス』だった。80年代半ばのこと、場所は箱根だったと記憶しているが、FFであっても雲の上を滑るような、ドイツの上級サルーンとも違う乗り味に感銘を覚えたものである。 “アメリカン・ドリーム”の象徴と言われた存在のキャデラックだが、最新モデルに試乗しても、その世界観は今でもまったく変わらないのだなぁ……と思える。 たとえば今回の試乗車、『XT5クロスオーバー』もそうだった。上級モデルに全長5mをゆうに超えるフラッグシップの『エスカレード』があるが、こちらはそれよりもカジュアル色が強く、スタイリングも最新のキャデラックのセダン系と同一の、若々しくシャープなラインでまとめられている。個人的にはフロントの縦のシグネチャーラインに「キャデラックよ、お前もか」の思いがしなくもないが、全体のプレーンで上品なス