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2008-09-24
村上春樹の小説を経て、ドストエフスキーに入っていった人が身近にいる。確かに村上春樹は『カラマーゾ... 村上春樹の小説を経て、ドストエフスキーに入っていった人が身近にいる。確かに村上春樹は『カラマーゾフの兄弟』に対する言及を何度も行っており、そこからドストエフスキーを読み始めた人がいたとしてもおかしくはない。しかし、春樹とドストエフスキーというには全く似ていない作家のように思える。春樹はキリスト教の信仰の問題や神や悪魔について語ることは少ないし、ドストエフスキーはコミカルで寓意的な設定を用いることはあまりない。 この2人に共通性はあるのか、と電車の中で考えてみたが、どうも物語の中に物語が挿入されているという構造が若干似ているのではないか、と思い当たった。ドストエフスキーの小説で描かれる会話は長い。そして登場人物は会話の中で物語を語り始める。最も有名なのはイワン・カラマーゾフが語る大審問官の挿話。『カラマーゾフの兄弟』の中でもよく語られる部分だが、実はこの挿話がなかったとしても小説全体の物語構
2009/02/24 リンク