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真菌薬の開発期間短縮 千葉大・知花准教授が技術確立 - 琉球新報デジタル
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真菌薬の開発期間短縮 千葉大・知花准教授が技術確立 - 琉球新報デジタル
真菌を活用した新たな技術を確立した千葉大学真菌医学研究センターの知花博治准教授(同大学提供) 千葉... 真菌を活用した新たな技術を確立した千葉大学真菌医学研究センターの知花博治准教授(同大学提供) 千葉大学真菌医学研究センターの知花博治准教授(沖縄県読谷村出身)が、真菌の感染症に効く薬の開発期間を早める技術を確立した。人間に感染する真菌「カンジダ菌」を活用して、薬の開発に使う試薬が真菌のどの部分に効いているのかを確認する。試薬の効果を明らかにするのは通常、数年ほどかかるが、知花氏の技術を活用すれば、1週間程度まで短縮することができるという。知花氏は「副作用のない薬を短時間で生み出せる」としている。 真菌は食品生産の過程などで活用されている一方で、人間に感染する「病原性真菌」も存在する。高齢化などによって免疫力が低下すると、真菌に感染して臓器の機能不全などを引き起こすこともある。真菌は人間と同じ真核生物で、真菌を撃退する薬を使った場合は人間の体も攻撃する可能性があるという。知花氏は「真菌に効く