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甦るパノラマ 三話 - 人生は花鳥風月
棚から牡丹餅とでも言おうか。思いもしなかったさゆりとの出会いは最近の英昭にとっては大袈裟な言い方... 棚から牡丹餅とでも言おうか。思いもしなかったさゆりとの出会いは最近の英昭にとっては大袈裟な言い方をすると、ギャンブルで勝った時以外で初めて経験する喜びであったようにも感じる。やはり幸運というものは掴もうとして掴めるものではなく、意図せずに舞い込んで来るものなのだろうか。 これはギャンブルに於いても同じ事が言える訳なのだが、それとこれを一緒にしてしまうのは少々軽率でさゆりに対しても非礼に値するようにも思える。公園を出て駅で別れた二人はそれぞれの想いを胸に帰途に着くのであった。 家に帰った英昭は何時ものように母が作ってくれた夕食を食べる。この時母は息子のそわそわする様子を見逃さなかった。 「英昭、あんた何かいい事でもあったの? 何だか落ち着かないみたいだけど」 女手一つで育てて来た母にとって、我が子の心境を見透かす事ぐらいは朝飯前だったのか。それに対し心中を悟らせまいとする子供の気持ちも滑稽な