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『フランス史10講』 | Diario della ritirata 退却戦日誌 ― 柴野均のブログ日記
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『フランス史10講』 | Diario della ritirata 退却戦日誌 ― 柴野均のブログ日記
柴田三千雄『フランス史10講』(岩波新書)読了。柴田先生はわたしの学部から大学院時代の指導教官であ... 柴田三千雄『フランス史10講』(岩波新書)読了。柴田先生はわたしの学部から大学院時代の指導教官である。柴田先生のいつもの調子に感心しながら読んだ。最近の中身がスカスカの新書と比べると、全然違う。フランスの通史をこのスペースで書くこと自体が離れ業に近い。そのあたりを余裕綽々でお書きになっておられる。 古代史・中世史も鮮やかな叙述だが、やはり絶対王政期以降がこの本の魅力だろう。いくつかは先生の持論のような部分もあるが、ずいぶん変わったなあと思うようなところも散見する。 たとえば、歴史の転換を読み取るために「政治文化」を重要なファクターとして焦点を当てているのは、最近の研究動向を反映したものだろう。ただ、やはり紙幅が限られているせいで文章の凝集度が高く、歴史を知らないいまの若者たちにはちょっと難しいかもしれない。そうすらすらと読めないのではないか。 それにしても、柴田先生がこうしてお元気で新刊を