司書を僭称するクラーク - 書物蔵

これを読んだら。 内堀弘「『彷書月刊』の終刊」『図書新聞』(2983) p.6 （2010.9.25） ところでこれは愚痴めいたエピソードだが、先日、ある図書館から戦時下に作られた外地の子供たちの文集に注文をいただいた。ガリ版刷りの、もちろん当時のオリジナルの冊子だ。ところが、この裏表紙に子供の落書きがあるという理由で返品となった。まだ若い担当者は、おそらく「落書き」のある本は受入れられないというマニュアルに沿っただけなのだろう。私はなんだか寒々しい気持ちになった。 もしほんとうにそんな収集担当がいる図書館があったら、とんでもないなぁ(・∀・`；) なんにも収集できんということになる。不勉強というのか、クラークでしかないというのか(´〜`；) 以前、まったく同じ話を聞いたことがあるなぁ。明治初期の極めて得難い図集をレファレンサーが発見し予算もあるので古書店からとりよせたら、1枚落丁があって

[yaskohik]

良いタイトルだなあと思った。

[green-arrow]

Sir Arthur C Clarkeが司書を僭称とは何事とほいほいされて読みに行って号泣した。智とは無縁のclerkのことだったのか…orz

[waterperiod]

役人寄りのカタロガーと研究学徒寄りのレファレンサー、どっちの気持ちも分かってしまう。前者を手放しで批判したかったのに。

[rieronlibrary]

はぁ、ためいき

[rajendra]

かつて歴史学徒であった身としては、ライブラリアンであるかどうかにかかわらず、資料に付随する種々のものをぞんざいに扱わないで欲しい、と思う。もちろんライブラリアンとしては致命的な感覚の鈍磨。

[sakuraya_tohru]

専門職採用であれ、一般事務員であれ、長年、資料を消耗品として運営してきた現在の司書に、歴史的資料を適正に評価し扱うことができる者がどれだけいるのだろうか？でも、その責任は今の司書にあるのだろうか？

[tzh]

クラークが作ったルールの中で如何にlibrarianの本道を貫くか。/あと、カタロガーとレファレンスライブラリアンは仲が悪い。出典： http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20070519/1179582380

[maruyama_takahiro]

直営図書館の正規雇用公務員のほとんどが、一般行政職員（クラーク）である…という現実を、ちゃんと見た方がいい。司書資格を持っていても事務員雇用は司書じゃない…という現実。

[egamiday2009]

クラークとして振る舞うためにこんなとこにいるわけじゃない。（ていうか、クラークとして振る舞うんだったらもっと割のいい仕事が他所にあるだろう、ていう）

[sinngetu]

clerkの話

[machida77]

類例は自分も知っている。古い和装本に平気でラベル類・タトルを貼る大学図書館もある。専門性や知識より、お役人的な画一的管理意識が強い証左だと思っている。

[wackunnpapa]

先だって理系司書が足りない，という話があったが，何のことはない文系とは「文学系」の謂で，歴史系の司書だっていないのではないかと小一時間(ry