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機械仕掛けの小鳥たち
かなかな 1,ザクロとキャット *1 「ザクロ、起きてよ!」 「うん?」 「お客よ、お客」 キャットに... かなかな 1,ザクロとキャット *1 「ザクロ、起きてよ!」 「うん?」 「お客よ、お客」 キャットに起こされるのはいつものことだが、こんな時間に叩き起こされたのは珍しい。 時計を見たら、まだ夜中の二時だった。 一体、お客はどんな奴なんだろう。 「通信画面に待機中よ。レディを待たせちゃダメなんですからね」 どうやらお客は女性らしい。 それにしても、こんな時間にくる依頼は大抵ろくでもないものだ。今回は厄介な案件かもしれない。 キャットは白い体をくねらせて、さっとベッドから下りた。艶のある綺麗な毛並み、緑の両眼、小さな猫型ロボットだ。毛は人工的に植毛されたもので、眼はよく見るとガラス玉の作り物だと分かる。 愛玩用ペットロボットは、今の時代ではそんなに珍しい物じゃない。キャットのように会話機能を備えている機種も多くある。 俺はベッドから起き上がると、寝起きのままのシャツにパンツといった格好で通信