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ピンクグレープフルーツの悪魔
藤アキラ 僕にはグレープフルーツを食べるとき、まず外側の分厚い黄色の皮を全部剥いでしまったあと、中... 藤アキラ 僕にはグレープフルーツを食べるとき、まず外側の分厚い黄色の皮を全部剥いでしまったあと、中の果肉守る薄皮にまとわりつく白いアルベドを必死に剥いでから食べる悪癖があった。 特にアルベドを綺麗に剥いてしまったピンクグレープフルーツは、表面の血を洗い流した脈動する心臓を想像させるような、瑞々しい赤い果肉の鼓動を感じさせる。そしてそんな生々しく確かな水分をしっかり持った塊は、僕の心の奥底に、ある妖しい興奮をほんの少し沸きあがらせる。 そうして僕は毎回約三十分かけて丁寧に果肉の発掘作業を行い、出来上がった赤い植物の心臓を十分程呆けて眺めるという少し変わった工程を経て、いつもグレープフルーツを食べていた。 自ら悪癖であると言い切ってしまうように、僕自身この作業を健全なルーティーンとは言えずにどこか背徳を感じてしまう。とてもシンプルに言ってしまえば〝食べ物で遊ぶな〟なのだけれど、そこにある不穏さ