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孤高の黒山羊
まこと ほら、眠りな 20時。 今日も俺の長い夜が始まる。 「ではすいません。あちらの枠からでよろしい... まこと ほら、眠りな 20時。 今日も俺の長い夜が始まる。 「ではすいません。あちらの枠からでよろしいでしょうか…」 「あぁ。構わねぇさ。どの枠でもいい。この時間なら外さないさ」 俺はいつも通りの仕事をするだけ。それ以上も以下もねぇ。俺は孤高の黒山羊。山羊を数える子供達を眠らせるプロだ。 「では“ブラゴさん”お願いします!!」 「任せろ!!」 夜1発目の客は今年で8歳の男の子だ。ママの子守唄を卒業して、やっと1人で眠れるようになったらしいが、不安だよな。いいぜ。目を閉じて俺を数えな。 眠らせてやるぜ。 俺は勢いよく駆け出し、目の前に現れた枠を超えた。 「いい夢みろよな」 「ブラゴさん、お疲れ様です」 俺らの飼育を担当する小人が控えめな笑顔で言った。昔現実の世で見たピーターパンの衣装によく似た緑の服を着ている。1つ違うとすれば、髪の色はブラウンで、二本の角が生えている。 「あぁ。いつものくれ