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(2024~)TOKIの世界譚⑥アヤ編
ごぼうかえる ロストクロッカー 夏が来た。 セミがかしましく鳴いている。 アヤは汗を拭いながら外に洗... ごぼうかえる ロストクロッカー 夏が来た。 セミがかしましく鳴いている。 アヤは汗を拭いながら外に洗濯物を干していた。今日は水分がすべて持っていかれそうな暑い日。 「あっつい……」 手で仰ぎながら部屋の中に戻る。冷蔵庫からアイスキャンディを取り出し、水を入れたたらいを縁側に置いたことを思い出して縁側に向かう。靴下を脱いで庭に置いたたらいに足を浸し、アイスキャンディを頬張る。 「まあ、少しはマシかしら……。暑いけれど」 しかし、今まで自分が大量の洗濯物を干す羽目になるとは思えなかった。いままでずっと、ひとりで暮らしていたのだ。 アヤは両親に全く似ておらず、アヤのことで両親は仲が悪くなり、アヤを虐待していた。 アヤは早々に家を出て、ひとり暮らしだった。 それが…… アヤは庭に干した洗濯物を眺める。男物の服、サイズが合わない服まで様々に干してあった。 「……私はひとりじゃなくなった」 ……夕飯を