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海の博物館 - “シコウ”の日々
強行日帰りツアーで前から見てみたかった海の博物館へ。設計は内藤廣建築設計事務所。 建設から20年経... 強行日帰りツアーで前から見てみたかった海の博物館へ。設計は内藤廣建築設計事務所。 建設から20年経っていても全く古くなかった。海の近くであり、風が強いという気候的悪条件の中でああいう姿で建築が残っていることに何と言えばいいか。勇気が湧いた心地がした。 収蔵庫と展示棟という大きく2つの昨日に分かれた三角屋根の建物は構造種別、外壁の色、高さ、それらが明確に異なっている。蔵のような外観のそれらが庭を囲むように配置されていて、どこに立っても妻面、つまり屋根の三角が見える。 印象的だったのは、展示と収蔵の空間性の違いが建築の成り立ちからディテールまで現われていたこと。 展示棟は傾斜した地面に木の架構によってトップライトのある屋根がかけられ、内部も立体的に構成されている。収蔵棟はPCの架構によって、まるで地面の中のようなじとっとした室内環境を安定させた空間であった。 細かいことだけど、2つの棟の足下の