MS-DOS(PC-98)のアプリケーションをC言語で作る - 少ないリソースを酷使する

前回の記事でPC-98エミュ+FreeDOSの環境でMS-DOSアプリが動くことを確認した． となると，あと思うことは1つ． MS-DOSのアプリケーションを自作したい！ ということです． 今回はC言語でMS-DOSのアプリケーションを作ってみましょう． 環境 OS：Ubuntu 20.04 PC-98エミュ：xnp2kai rev.22 d3fe02a FreeDOS(98)：20200709更新のHDI形式 Cコンパイラのinstall i8086版GCC フリーのCコンパイラと言えばGCC．便利ですよね． しかし，少し前までGCCは32bit || 64bitのアーキテクチャしかターゲットにしてきませんでした． なので16bitのPC-98x1向けのバイナリは生成できなかったわけなんですよね． それが最近，ついに16ビット版GCCが登場しました．しかもDOS環境特化． 詳しい話は以下

[dekaino]

small modelでいいなら、PC98現役の頃にも 16bit 80x86用gccはあった http://www.delorie.com/djgpp/16bit/gcc/

[knok]

LSI-C試食版を思い出した。gccは16bit CPUがミニマムだったような

[yuya_ryuno]

PC-98のDOS環境においてC言語は高級言語でメモリ食いなので、アセンブリ言語(MASM・TASMあたり)は多用されていたな…(25年前)

[havanap]

PCDOSだとdjgccがよく使われてたような

[hatest]

実機のほうがすごい

[JULY]

メモリーモデル、懐かしいなぁ。

[takehikom]

『ia16-elf-gcc -march=i286』

[nezuku]

スモールモデル限定だが過去にgccをIA-16に対応した例あったんだ… そして大きなメモリモデルも動くよう動きがあったと。DOSのシステムコールのみ用いる、汎用MS-DOSのバイナリならPC-9801でも動くと。

[hiboma]

実機テストたのしそう

[KoshianX]

えー、gcc で 16bit アプリもコンパイルできるようになったのか。98エミュ上で動くとは……