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【都知事選】 宇都宮けんじ氏 貧者の味方「脱原発」掲げ
宇都宮けんじ立候補予定者。とつとつとした語り口で都知事選への意欲を述べた。=14日夜、中野ゼロホー... 宇都宮けんじ立候補予定者。とつとつとした語り口で都知事選への意欲を述べた。=14日夜、中野ゼロホール。写真:田中撮影= 自・公でも民主でもない庶民派候補が登場した。脱原発と反貧困を掲げて東京都知事選挙(11月29日告示、12月16日投票)に立候補する宇都宮けんじ・前日弁連会長(65歳)のキックオフ集会が今夜、中野区で開かれた。 宇都宮立候補予定者は1946年12月、愛媛県の半農半漁の村に生まれる。父親が傷痍軍人で生活は苦しかった。「小さい頃は米の飯を食ったことがなかった」と述懐する。 反貧困ネットワーク代表の宇都宮氏は、リーマンショックで派遣切りが吹き荒れた08年末、日比谷公園にできた年越し派遣村の名誉村長を務めた。多重債務者の立場から強欲サラ金業者と戦ったことでも有名だ。貧困を憎む原点は少年期の窮乏体験にあるようだ。 夕方7時から始まったキックオフ集会会場の中野ゼロホール(定員1300人
2012/11/15 リンク