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黒川みどり いま狭山事件を問うこと[『図書』2023年9月号より]
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黒川みどり いま狭山事件を問うこと[『図書』2023年9月号より]
いま狭山事件を問うこと 『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(監督・金聖雄)は、狭山事件で犯人の汚... いま狭山事件を問うこと 『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(監督・金聖雄)は、狭山事件で犯人の汚名を着せられ、冤罪を晴らす闘いを続けている石川一雄さんとその妻早智子さんの日常を描いたドキュメンタリー映画である。それを改めて観て、二〇一三年の公開から一〇年、変わったのは登場人物が年齢を重ねただけであることに心が痛んだ。すでに事件から六〇年が経過しており、今もなお映画撮影時と同様、第三次再審請求の結果が出るのを今か今かと待ち望む日々が続く。 狭山事件とは、一九六三年五月一日、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明となり、警察が身代金を要求した犯人をとり逃がし、そのあとに被害者が遺体となって発見された事件である。当初から市内の被差別部落を中心に捜査が行われ、その住人であった石川一雄さんが別件逮捕された。地裁では死刑、高裁では無期懲役の判決が下され、一九七七年に最高裁で無期懲役が確定した。一九