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朝起きられない病(DSWPD)の加療に超少量ラメルテオンの夕刻投与が有用である可能性 | 東京医科大学 精神医学分野 産業精神医学支援プロジェクト
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朝起きられない病(DSWPD)の加療に超少量ラメルテオンの夕刻投与が有用である可能性 | 東京医科大学 精神医学分野 産業精神医学支援プロジェクト
概要 「朝起きられない病」として知られる睡眠覚醒相後退障害(DSWPD/DSPS)に対して、夕刻(平均18:10)の... 概要 「朝起きられない病」として知られる睡眠覚醒相後退障害(DSWPD/DSPS)に対して、夕刻(平均18:10)の超少量(中央値1/14錠)のラメルテオンの使用が、投与を受けた患者さんの睡眠覚醒リズムを平均約3時間有意に前進させ、「夜眠れない/朝起きられない/起きても体調が悪い」という諸症状の改善に効果的であったという内容を、複数例の症例報告として発表しました。また、既存の研究の薬理学的レビューを行うことにより、DSWPDの加療には通常用量(1錠=8mg)では多すぎると考えられること、「眠前」の投与だと服用時刻が遅すぎると考えられることを示しました。本報告は、東京医科大学精神医学分野の志村哲祥兼任講師らによって、米国睡眠医学会(AASM)公式雑誌のJournal of Clinical Sleep Medicine誌に、2022年8月5日に発表されました。 背景 睡眠覚醒相後退障害(DS