輸送機乗員、トンガ追加派遣＝コロナ感染隊員を補完―防衛省 | 乗りものニュース

航空自衛隊のＣ１３０輸送機に積まれた支援物資＝２２日、トンガ・ファアモツ国際空港（防衛省統合幕僚監部提供） 海底火山噴火で被災した南太平洋の島国トンガに派遣されている航空自衛隊員が新型コロナウイルスに感染し、支援物資の輸送活動が中断していることを受け、防衛省は２７日、輸送機の乗員や整備士の追加派遣を決めた。２９日にも活動を再開する方針。 活動拠点となるオーストラリアにはＣ１３０輸送機２機が派遣されているが、現地で隊員４人のコロナ陽性が判明。濃厚接触者３６人も隔離したため人員不足となり、２４日に飲料水をトンガに運んだのを最後に支援が中断した。新たな感染者は出ていないが、隔離が解けるのは最短でも数日後で、早期再開のため追加派遣を決めた。 派遣されるのは小牧基地（愛知県小牧市）の隊員で、別の基地所属のＣ２輸送機で追加の支援物資と共に２８日にも現地入り。早ければ２９日からＣ１３０の運航を再開する。

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"感染した隊員は出国前のＰＣＲ検査や到着直後の抗原検査でいずれも陰性だった。防衛省は豪州で感染した疑いが強いとみて、宿舎の個室で食事するなどより厳しい対策を取るとしている"