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原発被災地域のコミュニティ・デザインに参加して絶望的な無力感を覚える: アーバン・ダイアリー
コミュニティ・デザインの国際サークルのイベントに参加する。会場は福島の原発被災エリアである。これ... コミュニティ・デザインの国際サークルのイベントに参加する。会場は福島の原発被災エリアである。これらの地域の将来像をどのように考えればいいか、を日本人だけでなく、世界の人たちと検討するというイベントである。コミュニティ・デザインであるから、アプローチはボトムアップ型になる。あれだけの巨大な被災を受け、しかも大量な放射性物質に汚染された地域をボトムアップで再生させることは絶望的である。それは個人やコミュニティでどうこうできる状況ではないからだ。とはいえ、多くの地域で全域避難指示が解除され、人々は徐々にではあるが戻りつつある。そして、ようやくボトムアップ型での将来像を考える余裕ができるような状況になる。これは、このようなイベントが震災から12年経ったこの時期にようやく開催された理由である。 さて、しかし、その手法は「とりあえず考えなくてやっていくだけだ」というようなものだ。短期的にどうなるもので
2023/10/05 リンク