【茨城新聞】茨城県の子ども、体重重く身長低い 虫歯も多い傾向 学校保健統計調査

5〜17歳の茨城県の子どもは男女とも体重がほとんどの年齢で全国平均を上回る一方、身長は全国平均を下回る年齢が多いことが文部科学省の2020年度「学校保健統計調査」で分かった。体重は男子が5、17歳を除く各年齢で全国平均を0・1〜1・4キロ上回り、女子が5、15、17歳を除く各年齢で0・1〜0・9キロ上回った。また、虫歯のある児童生徒の割合や裸眼視力1・0未満の児童生徒の割合が全国よりも高かった。 調査結果によると、体重は男子の全国平均を超えた年齢のうち、平均比のプラス値が最も大きかったのは10歳で1・4キロ。女子の全国平均を上回った年齢のうち、プラス値の最大は16歳の0・9キロ。平均を下回った年齢のうち、最もマイナス値が大きかったのは、男子17歳の0・6キロだった。 身長は男子が6〜8歳と10、11歳を除く各年齢で全国平均を下回り、このうち平均比のマイナス値が最も大きかったのは17歳の0・