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子供おばさんとおばさん子供 義井優 夏休みに三日間だけ娘を預かってくれないか、と父から電話がかかっ... 子供おばさんとおばさん子供 義井優 夏休みに三日間だけ娘を預かってくれないか、と父から電話がかかってきたのは七月に入った頃だった。 「ええ、けど私、親父の娘と二人にされたって何していいかわかんないよ」 「なんもしなくていいよ。穂乃花がただお前の家に遊びに行きたいっつったんだから」 電話の向こうで父は軽い調子で言う。 「こないだ梨乃が行きたいっていう鎌倉のカフェ行った時にさ、希帆ん家の近く通ったからここだって教えてやったんだよ。そしたら穂乃花、あの家やけに気に入ったみたいでさ」 梨乃、穂乃花、カフェ。まだ父の人生に加わったばかりの新しい単語を発する度、父の声には若返ったような張りが出る。梨乃、というのは昨年父が再婚した女の名前で、穂乃花はその娘だった。 「けど私、今まだ喪中だし」 「喪中って、お前さ」 そう言ったきり、電話の向こうで父は黙った。それきりなんにも言わない。喪中ったってもうすぐ一