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第1回 面白うて、やがて神聖なる喜劇|谷口功一「哲学者の朝の祈りはノンフィクションを読むことである」
■ 畠山理仁『黙殺――報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』集英社文庫、2019年 むかし読んだ作家・大... ■ 畠山理仁『黙殺――報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』集英社文庫、2019年 むかし読んだ作家・大西巨人の随筆で、選挙に立候補することにまつわる印象深い一節があったのをよく覚えている。大西と大企業の組合系議員になった同級生Nとの会話の中で、市議になることについて「女房は、おれ以上に反対でね」、「市議になるなんて、みっともない」、「娘たち二人の将来の縁談にも差し支える」といった話が出た上で、大西は次のように述懐するのである。――「私は、“国家ないし地方自治体の議員に関するそんな見方・考え方は、あやまりである”と悟性的(理念的)には思ったものの、感性的(現実的)にはNに大いに共感した」と(「巨匠」『大西巨人文選4 遼遠』)。 代表作『神聖喜劇』の中で合法的軍隊内闘争を徹底した「論理」の筆致で描ききった硬骨漢の左翼・大西にして、立候補に関する思考の論理はここで立ち止まっているのかという
2020/01/30 リンク