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漁業 日本のTACはなぜ7魚種しかない? 「科学的知見が十分でない」というのは本当か
FAO(国連食糧農業機関)から2013年の世界の水産物需給の見通しが発表されました(表参照)。それによる... FAO(国連食糧農業機関)から2013年の世界の水産物需給の見通しが発表されました(表参照)。それによると世界の水産物総生産量は、前年予想比2%増の1億6000万トンとなり、11年連続で過去最高を更新する見通しです。内、漁業生産は9000万トンと前年比0.6%の微減ですが、養殖は7000万トンと前年比5.4%増となっています。養殖については1961年以来一貫して成長を続けています。 総生産量の内、食料向けは4%増の1億4000万トン、餌向けは3%減の1560万トンです。単価が安い餌向けの生産を少しでも減らし、高い食用を増やしていこうとする漁業者の意向がはっきりと表れています。 世界の流れに逆行する日本 日本の場合は、最も漁獲量が多い魚種の一つであるサバで、2011年、2012年と食用比率は僅か7割程度である一方、価格が安い餌用の比率は約3割もあります。ノルウェーの場合は、2011年、201
2014/01/31 リンク